1月5日、HONDAが米ラスベガスの家電見本市で自立バイクを発表した。  すごい技術だと思う。                           無人で人間の後ついてくることもできるようだ。ライダーがバランスを崩してもバイク自体がバランスをとり低速走行や停止時には転倒リスクをけいげんする。操縦性は既存の二輪車となんらかわることがない。というふれこみだ。

二輪車というのはバランス感覚がとても重要で私も日夜バランス感覚をみがいている。転倒するたび、思うようにならないたび、自分に言い聞かせてきた。「バイクがそんなに簡単に思うようになったらとっくの昔にやめていた。バイクはなかなかうまくいかないからおもしろい。また乗りたくなる。いつかうまくなってやる。」バイクの免許を取ってそろそろ40年近くもちろんブランクもたくさんある。車も好きでポルシェも乗ってみた。サーキットも走ってみただかまたバイクに戻ってきた。                              すべてはバイクが難しから思ったようならないからだ。その大きな要素としてバイクはタイヤが2つしかないバランスの乗り物。どんなに上手くなっても必ずといっていいほど転ぶ。

だからおもしろいのではないだろうか?

それを根底から覆してしまうのだからすごい。

でも、それでおもしろいのだろうか?

すぐにあきてしまうのではないだろうか?

なぜならオートバイは趣味性の強い乗り物だから。

転ばないバイクよりもおもしろいバイク。

味があるバイクを作ったほうが良いのではないだろうか?